めぐる旅@インドから2年経って

みなさん、こんにちは。
Tomooomiです。

これまで何度も参加してきためぐる旅ですが、一番最初はインドの旅でした。
ちょっと振り返りたくなったので、長めのブログを。

どの旅もdeepだったけど、インドの旅はその国自体が本当にdeepだった。
結構ありきたりかもしれないけど、あの旅から2年経ってもまだ考えさせられることがあるんだから、deepとしか言えない笑

めぐる旅の目的は、生産者さんに会うことだったし、当時はもっと「エシカルファッション」一筋だった(今はもうちょっと興味の幅が広がった)から、とにかく生産現場を見ることに一生懸命だったんだと思う。

それ以外にもインドで見たものって、
・ガイドさんからは一生分の「シヴァ神」を聞いた気がする
・遺灰流している横で沐浴している人がいるのが普通
・めちゃめちゃ美味しいチャイ飲んだ
・インド式のホテル(洗面所→シャワー→トイレがドアなしでつながってる)に萎えた
・ヴィクトリアなんちゃらっていうのが超ある
・建物は作りかけなのか壊れているのかわからない
・道にいるおじさんいっぱい(平日)
・おやつもカレー
・ちゃんとクラクションがうるさい
・カーストが残っている
・川がゴミで覆われていて水が見えない
・高層ビルの横がスラム
・警察も立ち入らないスラムもある
・牛が普通に歩いてる
・ホーリー祭の時はえげつないくらいカラフルな粉をぶちまけてる
・とりあえず夜は大概焚き火してる(確か誕生日パーティー)
・コルカタはdopeすぎる
・インドもビザ取るの超面倒
ってこのぐらいのことがスラスラ思い出されるくらいの情報量でした。

服が作られているところを見れたことで、なんでフェアトレードであるべきなのかとか、フェアトレードってどこにどんな影響があるのかとか、そんなことをずーっとみんなで話してたから、正直旅の間はずっと「服」だった。
それだけ話すことがたっくさんあったということだけど、それ以外の「インド」って国までなかなか辿り着けなくて。

間違っているとかじゃなくて、本当は自分の中でもっと気になったことあったはずなのに、今まで考えられてこなかったなぁと。

というのも、なぜか定期的にインドのことを思い出すことが多くて笑

・マザーテレサの家行ったな
・ガンジーの家も行ったわ
・ヤギの首刎ねて神様に捧げる寺院あったな(その儀式はみなかったけど)
・ドビーガート(洗濯を職業とする人たちのエリア)って不思議な雰囲気だったな
・エレファンタ島の石窟寺院ってどうやってできたんだっけ
とかとか。

とりあえず、マザーテレサって結局どんな人なのかよく知らないし調べてみようと思ったら止まらなくって。

そもそも、インドで生まれた人でもないのに、コルカタにきて、色んな施設を作ったシスターなんだけど、亡くなったのが97年で、「私1年くらい生きている期間被ってんじゃん」って思ったのが最初(確かインドでもそう思ったけど、忘れてた)。
私的にはすごく昔の偉人っていうイメージだったから、ここで急に身近なことに思えて。

で、マザーテレサの家の同じ敷地内にある教会の中に石棺があるんだけど、
そこに今も眠っているということを知って(これも見たんだから知ってたはず)、「隣に行ったわ…」って思ってまた身近に感じて。

マザーハウスのボランティアって何するのかなって調べてみたら、「死を待つ人々の家」のことが出てきて。
ヤギを捧げる寺院はカーリー寺院っていうところで、「死を待つ人々の家」はその隣らしい…
「あ、目の前まで行ったわ、この建物覚えてる!」ってなって。

「死を待つ人々の家」ってなかなかなネーミングだけど、全員が亡くなってしまうわけではないそう。

とにかくここまで調べてみて思ったのは、
「あの時もっと知っている状態で行っていたらな」
ということ。

知っているべきだったとは思わないけど、もっと色んなことを理解できたんじゃないのかなぁと思う。

カーストのことも、ガンジーのことも知りたいと思うと、インドの歴史ってどうだったんだろうとか思ってきて思考がぶっ飛びそうだったからやっぱりちょっとやめちゃったんだけど。笑

生きることも死ぬこともすぐそばにあって、全員誰かを愛して愛されるために生まれてきたっていうマザーテレサの思想(キリストの教えと言うべきなのかな?)を、2週間ボランティアされていた方のブログを通してめちゃめちゃ知れたので、興味が出てきたら読んでみるといいと思います!
https://ameblo.jp/nobuko1025/entry-12373923166.html

正直、インドに行って人生観が変わったとは思ってなかったけど、実は変えられていたのかも知れないなーって、2年経って思ったから残してみました。