めぐるファッションラボダイジェスト版レポート vol.1

こんにちは。Tomooomiです。

今回は、Fashion Revolutionのイベントの日にめぐるファッションラボダイジェスト版に参加してきたので、そちらのレポートです!

めぐるファッションラボってなに?

INHEELSの岡田さん、布田さん、ありちゃんが主催で行なっている、
本格的にエシカルファッションについて学ぶ勉強会です。
私は2期生として去年参加していました。
そちらのレポートは全てここにあげているので気になる方は読んでみてください。
次回は6月30日、7月1日の2日間で渋谷で行われるそうです。
申し込みについてはこちらから!

もしかして、結構ハードル高いやつ

全然そんなことありません!
なんてったって、エシカルファッションは一長一短
学べば学ぶほど「もやもや」なるものなのです。そして、正解はない!
だから自分が思ったことをそのまま言葉にして学んでください!
みんな想い想いに話してるのを見れば自然と話せたりします。
まぁ普段からベラベラ喋ってる私が言うのもなんですが。笑

私、エシカルとかまだ全然知らないんだけど

私はエシカルファッションの基礎を、このめぐるで作り上げてもらいました(笑)
とってもディープな内容ですが、だからこそ普段触れないような話も多いので、
エシカルを学んでる人でも知らないことの方が多いくらい。
一度ちゃんとエシカルを学びたい方にぴったりです!

めぐるファッションラボ ダイジェスト版

やっと本題に入ります(笑)
今回は、ダイジェスト版ということでいくつかピックアップして学びました。

大きなテーマとして扱ったのが、材料・廃棄・寿命の3つでした。
ずっとちゃんとブログで書きたかった、材料。素材。
去年のめぐるファッションラボで初回に学んだのが材料でした。
(その時のレポートはこちら)
今回はこちらをたっぷりお届けしたいと思うので、
廃棄や寿命については、vol.2に書きたいと思います。

今着ている服、何でできてる?

材料を変えることっていうのは、ビジネスモデルを変えるよりも簡単だったりします。
合成繊維だったものを、天然繊維に変えるということは、
服の形や服の売り方にはダイレクトに関係しません。
そして、素材から見てみるということは、私たちにとってもとても取り組みやすい視点です。

みなさんは今日着ている服がどんな素材でできているか知っていますか?

まずはここからはじめてみてはいかがでしょうか?
私は去年、天然繊維が使われている服を着ようと基準を決めてみました。

エシカルな素材ってなんだろう?

なんども言っている、一長一短。
それが大きく出るのがここの材料という観点かなと思います。
細かく分けて見ていくので、一緒にもやもやしましょう!(笑)

1番サスティナブルな素材は…?

最もサスティナブルな素材の使い方は、既にあるものを活用していくということです。
新しく繊維を作るのって、少なからず環境負荷はかかります。
それなら合成繊維とか関係なく、今あるものをリサイクルするのが一番サスティナブルだよねって話です。

再生可能な繊維を使うのは…?

植物って1年で育ったりしますよね。
私は今えぶりシティの「服のたね」プロジェクトで綿を育てています!
こんな風に、石油は再生するのに何万年もかかりますが、竹なんかは1日で1m伸びるくらい、
超ポテンシャル高いです!(笑)
ただ、竹から繊維を作るには多大なエネルギーが必要なことがデメリット。
これが一長一短ですね…(笑)

微生物が分解していくれる繊維は…?

天然繊維は微生物が分解してくれます。
例えば、コットンとか、ウールとかですね。
でも、合成繊維でも生分解性が高い繊維があるんです!
それが、テンセル!!
テンセルは土に埋めると2週間で分解されてしまいます!
私の中で一番エシカルな素材はこのテンセルかなと思います。
INHEELSでも、テンセルの製品をたくさん扱っているので見てみてください!

オーガニックコットンはどんな繊維…?

3年以上農薬を使わない畑で作られた綿が、オーガニックコットンになります。
文章で書けば簡単ですが、これを実現するのはとっても難しい!
収穫量がどうしても下がってしまうので、農家さんもドキドキなんです!
そこで、使用する農薬を徐々に減らしていくコットン栽培もあります。
それが、低化学物質コットンです。
オーガニックコットンは広まってきていますが、この低化学物質コットンの知名度ももっと広まってくるとオーガニックコットンへの活動が高まるんじゃないかなぁと思います。

コットン栽培って、実は環境負荷が高い…!

まぁ、いろいろ聞いてみて、石油はなかなか再生しないし、有限だし、環境負荷高いし。
やっぱりオーガニックコットンいいんじゃない!?と思いますよね。
でもここもやっぱり短所もあって。
合成繊維よりも使うエネルギーは少ないですが、圧倒的水の使用量!!
エネルギー使用量の少なさをとるのか、水の使用量の少なさをとるのか。
またまた一長一短…(笑)
特に灌漑コットンは雨水で育てるコットンの3倍以上も水を必要とします。

ということで、今回は素材を取りあえげてみました。
どれにもメリットデメリットはありますが、自分が納得できる基準を持つのが一番かなと思います!
ちなみに私は、天然繊維かテンセルの服を選びたいなと思っています。
えぶりシティの「服のたね」プロジェクトでは、
来年の5月に自分の育てたコットンも混ざっている白シャツが出来上がります!!
超楽しみ!!
こちらもまだ芽が出たくらいですが、インスタやブログでちょこちょこお知らせしていこうと思います!

次回は廃棄と服の寿命についてお届けしたいと思います!(いつになるかな笑)