本当にバングラデシュでは1日$1で生活しているの?

こんにちは。Tomooomiです。
久しぶりのブログ記事です!笑
ちなみに1ヶ月前からノートにまとめて準備していたのですが、
なぜか今日になってしまいました…

今回はタイトル通り、本当にバングラデシュでは1日$1で生活しているの?という部分について、
いろんな情報を集めてきたので、少しでもイメージしていただけたらなと思います。
最初にみなさんに注意というか、お願いなのですが、
今回の記事を書くにあたって、本を見比べたり、様々なサイトを比較しましたが、
不正確な部分やこの金額で本当に生活をしているのか、どんな生活なのかといったところまで
確かめることができませんでした。
申し訳ありませんが、参考として読んでいただければと思います。

 BDT=USD=JPY 為替レート 2017.11.29

まずは、バングラデシュタカ(BDT)とアメリカドル(USD)と日本円(JPY)の為替レートから
見ていきたいと思います。
データは本日、2017年11月29日のものになります。

84.9600 BDT=$1=¥111.58

ちょっと驚いたのは、そこまで日本円と変わらない価値というところ。
これは結構想像しやすいなと思いました。

つまり、このレートでいくと、1日$1ということは
日本で111円で生活をするということになります。

バングラデシュの物価

このデータはNUMBEOから引用させていただきます。
最終更新は2017年11月となっていたので、かなり最新のデータになっています。
カッコ内は東京の物価になってます。

水:1.5L=26.43(¥125.71)

アパートの賃料:1Bedroom=市街地 14,444.44(¥123,266.67)
郊外 7,470.59(¥74,200.00)

平均月給:27,000 (¥36,417)

都内で家賃が12万、郊外で7万という部分もそんなに間違ってはいないと思うので、
わりと正確なデータかと思います。
しかし、平均月給の部分。何かがおかしい。
1日$1であれば単純計算で$30=2,549.02のはず…
ちょっと追求していきたいと思います笑

バングラデシュの最低賃金の推移

クローゼットの中の憂鬱の解説動画のなかで出した数字は、月給$43。
つまり、3,653.44タカ。

『ファストファッション クローゼットの中の憂鬱』が比較的新しいとはいえ、
このデータは2010年に引き上げられた結果、$43になったと記載されていました。

しかし、もう一冊私が読んだ本で、クローゼットの中の憂鬱よりも後に
出版された本があったので調べてみると、2010年から2016年の間、
もう一回賃金の引き上げが行われていました!

『990円のジーンズが作られるのはなぜ?』によると、
2010年3,000タカだったのに対して、2013年に5,300タカまで引き上げられたそうです。
この時点で、製造業の作業員の月給基本給は$84~86です。
つまり、2010年の大体2倍になります。(レートにより変動はしますが)
ということは、1日に換算すると$2.86。

バングラデシュの給料の差

5,300タカでもNUMBEOの27,000タカには程遠いのですが、
その原因は2つあるのかなと考えています。

1つ目は、NUMBEOのデータが作業員など縫製工場のデータではないこと。
どこの誰のデータなのか、という点が不確かです。
バングラデシュの賃金について調べたところ、
三菱東京UFJ銀行がまとめたアジア・オセアニア各国の賃金比較(2017年5月)が
検索結果に出てきました。

このまとめは「アジア主要都市・地域の投資関連コスト比較」(ジェトロ、2017年1月)を
参考に作られているそうですが、この元データにたどり着けなかったため、
三菱東京UFJ銀行のまとめを参考にさせて頂きます。

ちなみに、27,000タカは現在317.76 USDになります。
このまとめにはいくつかの役職ごとのデータが記載されており、
$317に近い役職は「製造業 エンジニア(中堅技術者)」で$258でした。
一方、「製造業 一般工」は$111で半分にも満たない数字でした。
今までフォーカスしてきたのがおそらくここに当てはまるので、
そう考えるとなかなか近い数字が出てきました笑
そして、一番給料の高い役職は「製造業 マネージャー 営業担当課長クラス」で、$638

大体この3つの数字の平均が$335.6になるので、
NUMBEOのデータはいろんな役職の人全部をひっくるめて平均した額なのかなと思います。

2016年のデモ!?

こちらをご覧ください。
バングラデシュ ダッカで2016年12月、ちょうど1年くらい前に
賃金引き上げのデモが起きたそうなんです。
どこまで賃金が引き上げられたのか、もしくは上がらなかったのか、という
肝心な結果について調べきることができなかったのですが…(涙)

少しでも上げられたと想定した場合、先ほどの$111というデータになるのではないかと!
Tomooomiは考えております笑

バングラデシュは発展している!

これには間違いないと思います。

ファストファッションが生み出した雇用というのは、ここに現れているのではないでしょうか。
1994年930タカだった最低賃金が、20年後には5倍の5300タカになったわけです。
もちろん生活するためのあらゆる価格も上がっていると思いますし、
生活が豊かになったかどうか、楽になったかどうかという視点でみると
それは必ずしもイエスではないと思います。

しかしながら、今回調べていく中で、こんな記事も見つけました。

なんて無責任な。というのが私の印象です。

前回出した動画そのものでした。
アパレル企業は最低賃金を上げろという。でも企業が支払うお金は変わらない。
もしかしたら、ほんっとうにもしかしたらだけど、H&Mも値段を上げたのかもしれないけど。

発注しているのはファストファッション企業。
納期を指定しているのもファストファッション企業。
最低賃金を引き上げる財源はどうやって生み出すのか。
見かけだけのCSRになっていないかどうか。
もう一度考えて欲しいなと思いました。