こんにちは。Tomooomiです。
今回は、8月31日にさをり織り体験に行ってきたので、それのレポートをお届けします!
概要
8/31(木) 13:00~15:00
体験料1500円
+材料費852円(織った後の布の重さによって変わります)=今回は2352円
さをり織りとは
布を織るのではなく、自分を織る
「年齢や障がいなど関係なく、自由に好きに好きに自己表現ができる手織り」だそうです。
自分自身のここをを表現することが目的なので、布の端が飛び出していても良い。
そして、創始者の城みさをさんはさをり織りを、
「機械に代わる「手作り」であってはいけません。機械にはできない「心づくり」でありたい」
と願っているそうです。
これに基づいて、4つのスローガンがあります。
・機械と人間の違いを考えよう
・思い切って冒険しよう
・キラキラと輝く目を持とう
・グループのみんなで学ぼう
手織適塾SAORIは本部の大阪を始め、全国に10の直営店があります。
東京にもあるので、広島じゃなくても大丈夫です(笑)
どうして体験しようと思ったのか
まずは、なんでさをり織りだったのか?から始めたいと思います。
THE STORY.で”服”について学び始めて、早5ヶ月が経ちました。
そこで、もっと自分の手を動かして服を知りたいと思っていました。
服を1から作ってみたいと思ったし、布を織ってみたいと思っていました。
さをり織り体験は東京でもできますが、今回はたまたま広島で時間があったので
広島で体験させていただきました。
最初に書きましたが、さをり織りとは「とっっっっっても自由な織り物」です。
ぶっちゃけ、私が体験したかったのは本当の布っぽい織り物だったのですが、
織り機を使うという点は同じだったので、とりあえずやってみようと思い、
さをり織りを体験しました。
結果として普通の織り物よりも楽しませていただきました!と思ってます(笑)
比較できないのでなんとも言えないですが(笑)
一番楽しい糸選び
13時より少し前に教室に付くと、すでに何台もの機織り機が用意されており、
織り途中のものもたくさん並んでいました。
しかし!
それよりも目を引くものが壁にずらりと並んだ様々な糸!!!!
これにはびっくりしました。
さをり織りはいろいろな糸を使うことも、織り目を飛ばすことも、
間に羊毛を挟むこともできるのが特徴です。
なので、好きな糸を選んでいいんです!何種類でも!!
私は織り機を用意してもらっている間に4種類の糸を選びました。
早速ですが、完成した作品がこちら!
結果として、私の作品には7種類の自分で選んだ糸と、
使いかけのボビンから使った糸で組み合わされています。
縦糸はもともと用意してくださっているので選ぶことはできませんでした。
でもピンクや赤の同系色だったので使いやすかったです^^
さっそくギッタンバッコン
糸を選んだら、ボビンを作ります。
わかりやすい動画があったので詳しく知りたい方はこちらをごらんください。
このボビンは一種類でも2種類以上を組み合わせてもできます。
ほんっっとうに無限大!!!!
私は最大で3本の糸を組み合わせました。
織り機はペダルが2つついていて、それぞれに足を置きます。
片方を踏んだ状態でボビンをセットしたシャトルを縦糸の間に通します。
反対側まで通したら、手前にガチャンてやって(ボキャブラリーw)、
逆の足でペダルを踏み替えます。
そして、またシャトルを通す…これの繰り返しです。
まあとにかく一旦YouTubeを見るとイメージできます(笑)
無我夢中で2時間ギッタンバッコンしてました!(笑)
途中で糸を選びに行ったり、周りの利用者さんがアドバイスをくれたり、
「かわいいねー」と言ってもらったり!
手前のガチャンを強くやれば目は詰まるし、太い糸と細い糸でも目の粗さは大きく変わります。
完成した布は52センチ!
間に羊毛を入れてみたりして、2時間で折れた長さは52センチでした!
短かっ!(笑)
いや、織った直後は達成感でそんなに思わなかったんですけど、
この長さの布で何ができるって、せいぜいポーチか巾着です(笑)
この横幅のガタガタも、自由だからいいの\(^o^)/
写真の写り方よりも、実際はもう少しマシでした(笑)
それを思ったらこの手織りの布の大変さが身に沁みました。
いくら糸をこまめに変えているとはいえ…
布ってやっぱり縦の糸と横の糸でできてるんだなぁと思うと同時に、手織りの大変さ…
フェアトレードの学校で、「布を織るのは男性の仕事になることが多い」という
お話を聞いてました。
私自身、女性の仕事な感じがしていたのでその時はよくわからなかったのですが、
その意味が今回わかりました!
とにかく「手前のガチャン」が大変!!!
なかなか強くやっても目が詰まらないのです。
そして目の細かい布ほど出来上がるスピードは遅くなります。当たり前だけど。
これも体験してみないと全くわからないことでした。
出会い
一体全体なんかいこの見出しつけるねん!って思っている人もいるかもしれませんが(笑)
今回も素敵な出会いでした。
周りの方は週1とかで来ているそうで、ほんとにいろんなことを教えてくれて。
15時からいつもお茶タイムだから一緒にどうぞとお誘いしてもらい、
お邪魔させていただきました。
そこでさをり織りで作った作品を見せてもらったり、服の作り方も教えてもらいました。
基本的には「腕と首が通せれば私たちの中では洋服なの」これが印象的でした。
裁断パターンも本当にシンプルで。
一枚の布を織って、パーツを切って縫う。
でもその裁断パターンはほぼゼロ・ウエイスト!
逆さに着てもいいのよって、、、
こんなところにもその発想の服があったのか!?って驚きました。
オーガニックライフ東京のレポートでも紹介したElementumと全く一緒でした!
また、広島についてもオススメの場所を教えてもらったりと、
さをり織りだけでなくいろいろな収穫がありました!
エシカルファッションの普及活動!?
織っている間に、「もともとものづくりが好きなんですか?」と話しかけていただきました。
それがきっかけで、そこにいらっしゃった方々にエシカルファッションの説明を
することができました。
活動内容的にエシカルファッションも知っているんだろうと思っていましたが、
言葉さえも誰1人知りませんでした。
エシカルのど真ん中なのに!(笑)
本当にさわりだけだったので、そういう言葉があるんだってことしか
伝えることはできませんでしたが、こういう会話の中でも
「受動的に知る機会」が作れたのは良かったです^^
とっても楽しかったし、その時その時で違うものができるさをり織り。
みなさんも機会があればお近くの教室を探してみてください^^
親子でも参加できるし、1人で黙々と、友達とワイワイ。
いろいろな楽しみ方ができます!
とにかく今回織った布は、なにかカタチにしたいと思います!